技術を後世へ引き継ぐ

茅葺き職人

四季折々、美しい風景に彩られる風土を持つ日本。
古来からこの美しい風景と風土に育まれ伝わって来たのが「茅葺屋根」です。
時代の流れとともに茅葺屋根は徐々に姿が消え、今では古民家や文化財などで目にするだけの希少な存在になってしまいました。
しかし、まだまだ茅葺屋根の建物は存在し、美しさと安全性を維持するために定期的な診断やメンテナンスを行っています。

茅葺職人の高齢化が懸念されて久しいですが、私は父親から継承した若手職人として茅葺屋根を後世へ伝承するため、日々仕事に打ち込んでいます。

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茨城県内は、もちろん、ご依頼があればどちらの場所でもご対応致します。

茅葺屋根

2020年11月に茅葺が伝統建築工匠としてユネスコ無形文化遺産に登録されました。

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茅葺屋根の性能

材料のススキなどは茎が空洞なのが、その理由で何層にも重なった茎が優れた断熱性能を発揮してくれます。 特に真夏は、室内がヒンヤリするほど涼しくエアコンなどの必要を感じません。 真冬も暖かい空気を包み込む感じで優しい温かさを感じます。

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茅葺屋根のメンテナンス

葺き替えから約20年程度が寿命ですが、これはしっかりと定期的なメンテナンスを行っていた場合が前提です。 お薦めしている定期的なメンテナンスは、傷んだ部分があればその場所の補修作業。 そして燻蒸(くんじょう)です。

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葺き替え作業

葺き替えから数十年経過して、定期的なメンテナンスを行っても押鉾竹(茅を押さえている竹)が表面に出て来ると葺き替えの時期と判断できます。茅葺屋根全体の葺き替え作業は、必要な材料の確保もすることになり、ある程度の時間は掛かります。

小林茅葺屋根屋

<県北事務所>
〒312-0034 茨城県ひたちなか市堀口690-2
TEL 029-273-8396

<県南事務所>
〒302-0109 茨城県守谷市本町1042-3
TEL 090-3064-0555

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